治療について

当院では小さなお子様からシニア世代の方まで幅広い世代の方々の耳・鼻・喉のお悩みにお応えしています。

「耳が痛い」「鼻水が出る」「めまいがする」などの症状「熱が出た」「咳が出る」「喉が痛い」といった風邪のような
症状もお気軽に米倉耳鼻咽喉科にお越しください。予防接種や各種検査も行っていますので、遠慮なくご相談ください。

診療内容

当院で治療できる主な症状・疾患

  • 01 急性中耳炎
  • 02 滲出性中耳炎
  • 03 副鼻腔炎(蓄膿症)
  • 04 アレルギー性鼻炎・花粉症
  • 05 睡眠時無呼吸症候群
  • 06 難聴・補聴器
01
急性中耳炎

急性中耳炎は最もよくみられる中耳炎で、乳幼児がなりやすいとされています。放っておくと滲出性中耳炎や慢性中耳炎に進行する恐れがあるほか、再発の可能性が高くなります。

主な原因
感冒症状などにより、耳や喉から侵入した細菌やウイルスが中耳内に感染する事で、急性炎症の結果膿が溜まって激しい痛みなどの症状が現れます。
主な症状
ズキズキと耳が痛む・耳が詰まっている・耳から液体がたれる・発熱 など
主な治療方法
耳処置、ネブライザー療法、抗菌薬や消炎剤などの内服を行います。症状が強い場合には、少しだけ鼓膜を切開して、膿の排出を行うこともあります。治療には数日から十数日かかる事もあり、初期から継続的に専門治療が必要です。
02
滲出性中耳炎

滲出性中耳炎は軽度の難聴や耳閉感が主な症状です。自覚症状が乏しく、患者さんご自身が発症に気付かずに放置され事があり深刻な難聴を引き起こすこともある中耳炎です。小児の場合は、TVの音が大きい・聞き返しが多い・言葉の発達が悪いなどの症状が認められます。

主な原因
風邪症状、慢性的な鼻すすり、急性中耳炎の遷延化など。滲出液が中耳腔 に溜まることによって起きます。
主な症状
耳閉感、耳鳴、難聴など
主な治療方法
ネブライザー(吸入器)を使って鼻と喉を治療するほか、鼻から耳に空気を送ることで、貯留した滲出液を排出させる「耳管通気」などを行います。
これらの治療を行っても症状を繰り返す時には、鼓膜にチューブを挿入して、滲出液を排出させ、中耳を換気する手術が必要になる場合もあります。
03
副鼻腔炎(蓄膿症)

急性副鼻腔炎は風邪や発熱症状に続いて、副鼻腔に炎症が起こる病気です。続に蓄膿症とも言われております。急性副鼻腔炎が遷延化したものを慢性副鼻腔炎と言います。

主な原因
細菌感染、アレルギー性鼻炎、カビの一種である真菌の感染など。
主な症状
鼻水が濁ってドロドロしている(蓄膿症状)・鼻水が喉に降りてくる(後鼻漏)・ニオイや味が分かりにくいなど。
主な治療方法
まずは外来にて充分に鼻咽処置を行います。その後、ネブライザー療法や抗菌薬や消炎剤の内服を行います。
これらの治療でも十分な効果が得られない場合には、手術が必要になることもあります。
04
アレルギー性鼻炎・花粉症

アレルギー症状を起こす物質を吸入することでアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こる病気です。「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」に分類され、季節性はいわゆる「花粉症」、通年性はその名の通り1年を通じて症状が続く鼻炎です。

主な原因
【季節性】スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉
【通年性】ダニ・ほこり・ペットの毛・フケなどアレルギー症状の原因物質
主な症状
くしゃみが出る・鼻水がでる・鼻が詰まる・目がかゆい・喉がかゆい・喉が痛い・咳が出る・皮膚がかゆい・頭痛がする・体がだるい など
主な治療方法
抗アレルギー薬や点鼻薬などで症状を軽減させる対症療法のほか、アレルギー症状を起こりにくくするレーザー治療、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と診断された方は、舌の下に治療薬を投与する舌下免疫療法などの治療方法があります。ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。
レーザー治療

花粉症やアレルギー性鼻炎などの症状を起こりにくくする治療です。個人差はありますが、治療を受けた80~90%の方に対して改善効果があります。平均して2年程度、効果が持続します。効果が落ちてきた場合には繰り返し治療を受けることができます。

対象になる方
  • 通年性鼻炎で鼻づまりの症状が強い方
  • 花粉症の症状がひどくて春・秋がつらい方
  • 勉強や仕事のため眠気などの副作用がある薬を服用したくない方
  • 妊娠を予定している・妊娠中・授乳中など薬を服用したくない方 など
治療方法

鼻腔にある下鼻甲介と呼ばれる部分を、レーザーで焼灼します。ほとんど痛みは感じません。施術時間は10分程度です。8歳位からお年寄りの方まで、幅広い方に受けていただけます。

舌下免疫療法

舌下免疫療法とは、アレルゲン免疫療法(減感作療法)のひとつです。アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを低濃度から投与し、長期にわたり正しく治療を行うと、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑えたりする効果が期待できます。

対象になる方
  • スギ花粉症の方・ダニアレルギー性鼻炎の方
治療方法

1日1回、少量から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。初めての服用は医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用することができるます。スギ花粉症の場合、安全のためスギ花粉が飛んでいない6月から11月頃に治療を開始することをおすすめします。

05
睡眠時無呼吸症候群

日中の眠気にお悩みの場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群をそのままにしておくと、日中の眠気による交通事故のリスクや仕事上のミスのほか、高血圧症、心不全、不整脈、糖尿病などの生活習慣病の合併を招く恐れがあります。

主な原因
肥満や喉・顎の骨格的な形状、脳の呼吸中枢の異常 など
主な症状
大きなイビキをかく・日中いつも眠い・居眠り運転をよく起こす・夜間に息がとまる・夜中に何度も目が覚める・起床時の頭痛やだるさがある・集中力が続かない・記憶力が低下した・ED(勃起不全) など
主な治療方法
有効な治療方法として欧米や日本国内で最も普及しているCPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)があります。その他、マウスピースを使った治療や手術が必要なケースもあります。
06
難聴・補聴器

難聴は「耳が聴こえなくなる病気」ではなく、聴力が低下した症状を指します。聴力に障害が起こっている状態か、治療できるものか、進行するものか、などを正しく把握することが重要です。難聴には「伝音難聴」「感音難聴」「突発性難聴」などの種類があります。

主な原因
中耳炎などの疾患・耳あかが溜まっている・耳に水や異物が入る・耳元で大きな音を聞く・鼓膜の損傷・急激な気圧の変化・内耳や神経の老化・精神的ストレス・身体的ストレス・薬の副作用 など
主な症状
大きな音以外が聞き取りにくい(伝音難聴)・言葉が聞き取りにくい(感音難聴)・突然、聞こえが悪くなった(突発性難聴) など
主な治療方法
難聴の種類によって治療方法は異なります。伝音難聴では薬物療法や手術、補聴器の使用などが行われます。感音難聴では、補聴器の使用や、人工内耳の使用などが行われます。突発性難聴では、有効な治療方法が確立されていないため、患者様個々の状態に応じて、適切な方法を選択することになります。
補聴器外来

耳の聞こえに悩みがあり補聴器を検討している方は、まずは耳鼻咽喉科にご相談ください。補聴器は一人ひとりの難聴の程度によって精密に調節した上でつくるものですから、きちんと専門医の目で診断することが大切です。

補聴器が
初めての方

あなたの耳に合うベストな補聴器を探すためには医師による診断が不可欠です。安易に補聴器もどきの商品の購入や補聴器店での直接購入はおすすめいたしません。当院では補聴器の選択・装用のお手伝いはもちろん、装用後のメンテナンスも行っております。

補聴器を
使用中の方

補聴器を快適にご使用いただくためには2~3ヶ月ごとの定期的な受診・メンテナンスをお勧めします。補聴器にお悩みがある場合、まずはあなたの耳にその補聴器が適しているかをお調べし、必要に応じて調整や、新たな補聴器の選択をサポートいたします。

補聴器相談外来のご案内

毎週火曜日・金曜日/午前10:00~12:00まで(予約制)
※都合が合わない方には当院と連携している近隣の補聴器センターをご紹介いたします。

当院で実施している検査
  • 頭頸部X線検査
  • 精密聴力検査
  • 鼻アレルギー検査
  • 睡眠時無呼吸検査 など
当院で実施している予防接種
  • インフルエンザ
  • 肺炎球菌ワクチン
当院で実施している治療内容
  • 舌下免疫療法
  • 鼻アレルギーのレーザー治療
  • 補聴器相談
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お知らせ

2024. 10. 01

インフルエンザワクチンの料金

高齢者  65歳以上      ¥1,500

大人  13歳~64歳まで    ¥3,500

子供  3歳~12歳まで      ¥2,800

乳児  6か月~2歳まで     ¥2,300

です。よろしくお願い致します。

院長

 

 

2024. 09. 27

2024年度 インフルエンザ予防接種について

いよいよ今年も、インフルエンザワクチン接種のシーズンが間近となってきました。

当院におきましては、例年通り10月15日(火)から、スタートします。

高齢者予防接種も成人・小児も同日より開始となります。

予約については、当院ホームページの予約サイト、あるいは

直接来院にて行う事が出来ます。申し訳ございませんがTELによる

予約は行っておりません。何卒宜しくお願い致します。

院長

2024. 09. 27

発熱・検査外来について

今年の異常な暑さは、徐々に穏やかになり、いよいよ秋の気配に変わりつつあります。

それに伴って、発熱を伴う、感冒や新型コロナ・インフルエンザ感染症などが

増加する事が予想されます。誠に恐れ入りますが、当院受診の際にはあらかじめ

ここ数日以内に発熱があったかどうかをまずは、受付で予めお伝えいただければ幸いです。

インフルエンザ・新型コロナ抗原検査は随時行っておりますので、TELにてご確認下さいませ。

院長

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